ソマリア内戦 正義という名の虐殺~国連平和執行部隊の実態~
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ソマリアは、アフリカの東海岸に面し、海を挟んで北にサウジアラビア、 西と南にエチオピアとケニアに隣接した国です。その地形から”アフリカの角”と呼ばれています。 単一民族のソマリ族が人口の大半を占め、ほとんどがスンニ派イスラム教徒です。 しかし、単一民族とは言うものの、ソマリアには多くの氏族部族がおり、氏族間、 部族間の抗争も絶えませんでした。1960年にイギリス及びイタリアの植民地支配から独立しましたが、 独裁政権に不満を抱く氏族が反政府組織を結成したため、1988年に内戦が勃発。 その後、暫定政権が樹立されたものの、アイディード将軍派が暫定政権に反発。 国内はアイディード派とモハメド暫定政権大統領との武力抗争に発展し、 首都モガディシオを中心に戦闘が繰り広げられていました。