ルワンダの奇跡 「語り継ぐ大虐殺」 二度と起こさない (2013/05/28)北海道新聞
ルワンダでは1994年、民族対立による大虐殺の嵐が吹き荒れた。北海道の3分の1の広さの2万6300平方キロに1130万人が住む国で、犠牲者は80万~100万人に上った。1962年にベルギーから独立したが、90年以降、国民の85%を占めるフツ人の政権と同14%のツチ人のルワンダ愛国戦線(RPF)との内戦が激化。航空機が撃墜され大統領が死亡したのをきっかけに94年4月から6月にかけ、フツの過激派民兵がツチとフツ穏健派を虐殺した。首都キガリをはじめ各地に虐殺の記憶をとどめる記念館を整備し、国内外に「真実」を伝えている。
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