世界民主ランキング――中国136位で”独裁政権”
【新唐人2010年12月18日付ニュース】イギリスの”エコノミスト・インテリジェンス・ユニット”は、世界の民主ランキングを発表。167の国と地域のうち、中国は”独裁国家”とみなされ、136位でした。一方、最近ノーベル平和賞で注目されたノルウェーが1位に輝きました。
2010年度、民主指数ランキングによると、中国の総合得点は3.14点でした。そのうち選挙制度は0点で、167の国と地域の中で、136位でした。
民主指数ランキングは2年おきに、世界各国の民主化を評価。選挙制度、公民の自由、政府の運営、政治の参加、政治文化の5つのカテゴリーがあり、0から10点で評価します。
北欧が世界のトップスリーを独占。それぞれ、ノルウェー、アイスランドそしてデンマーク。アジアでは韓国と日本が最高で、それぞれ20位と22位。台湾は中国より100位上で、36位。香港は、選挙制度がネックになり、80位。北朝鮮は案の定、最下位でした。
8点から10点までが完全な民主で、6点から7.9点が民主不足、4点から5.9点が混合政権で、4点以下が独裁政権とみなされます。これによると中国は独裁政権で、香港は混合政権、台湾は民主不足で、アジアでは韓国と日本だけが完全な民主でした。
報告者によると、自由と民主選挙が民主には不可欠です。透明で責任感のある政府が、民主には必要なのです。
アジアの民主化の進展は遅く、人権面では広く注目を浴びています。人権に背を向けるアジアの国では、中国とミャンマーが特に深刻です。最近、アジア人権委員会は中国に対し、人権面でよくない影響をもたらしていると非難しました。
アジア協会副主席のジェイミー・メツラー氏は、”ウォールストリート・ジャーナル”に、中国政府は経済や貿易を利用して、人権を踏みにじる国をかばい支持していると非難しました。例えばスーダン、北朝鮮、ミャンマーなどです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2010/12/16/a468904.html#video
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