仁川上陸作戦記念館=朝鮮戦争で使用された兵器など展示
韓国・仁川広域市にある「仁川上陸作戦記念館」。朝鮮戦争(1950~1953年)での米国を主体とした国連軍、韓国軍による仁川上陸作戦を記念し84年に開館した。
作戦は、国連軍の最高司令官マッカーサー元帥が発案し50年9月15日に決行。戦争勃発以降、南進を続ける北朝鮮軍に対し国連軍、韓国軍は苦戦を強いられていたが、仁川に奇襲上陸することで北朝鮮軍の補給路を断ち、続いてソウル奪還に成功するなど、反転攻勢の契機となった。
館内には、朝鮮戦争で用いられた拳銃やライフル、当時の状況を再現したジオラマを展示しているほか、屋外にはLVT(水陸両用装甲車)やRF-86F偵察機、北朝鮮軍が使用した高射機関銃などの大型兵器を設置している。
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