子どもをダメにする「助長」
毎日添削 きっずゼミ
http://kids-seminar.com
「ああ、今日は疲れた。手間をくったこと」
宋の国のひとりの百姓が、野良仕事からぐったり疲れて帰ってきた。なんでそんなに疲れたのかといえば、この男は苗を早くのばしたい一心で、苗を一本一本ひっぱったのだ。話を聞いて、息子が畑にかけつけてみると、無残や苗は1本残らず引きぬかれて枯れていた。
これは中国古典の「孟子」に出てくる話で「助長」という言葉の語源となった寓話です。
「助長」を国語辞書で引いてみると
1.力を添えて、ある物事の成長や発展を助けること。また、ある傾向をより著しくさせること。
2.不必要な力添えをして、かえって害すること。
このプラス、マイナスの2つの意味が書かれていますが、本来は、後者の意味で使われていた言葉なのです。中国では現在もマイナスの意味で使われているそうです。
とかく、われわれもこれと似た愚行をやっていることが多いのではないでしょうか。
小学低学年の頃から塾通いだ教材だとどんどん勉強させ、結局勉強嫌いにしてしまい肝心の中学や高校でまったく勉強しなくなったという話をよく聞きます。勉強嫌いにさせてしまっては元も子もありません。
植物でも人間でも本来、成長の因子はもっています。勿論ほったらかしでは伸びるものも伸びませんし、適度な栄養補給はその成長を促すでしょう。しかし栄養過多となると話は別です。
無理に成長させようとすれば、成長するどころか、かえってぶちこわしになってしまうということをこの寓話は教えてくれているのです。まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」です。宋の国の百姓の二の舞を演じぬよう「助長」の言葉を戒めとしたいものです。
1日の勉強プラン~成績を上げる1日の使い方~24時間を効率よく使って勉強を加速させる方法【篠原好】
https://www.youtube.com/watch?v=46KjK…
小学生の勉強方法動画<<効率良く成績を上げる>>
https://www.youtube.com/watch?v=noebf…
【勉強法】成績が上がる!?ノートの書き方3選!
https://www.youtube.com/watch?v=p_MkC…
林先生「5教科で数学がズバ抜けて大切。数学がダメな人は思考力が低い。」
https://www.youtube.com/watch?v=AF4Cm…
頭が良くなる方法
https://www.youtube.com/watch?v=cOf39…