新時代の哲学者新田論が大正デモクラシーについて熱く語る
新しい時代の新田論氏が勉強会『21世紀の歴史観講座』のなかで、「日本の近現代史を語ろうとすれば、大正期を再認識する必要がある。大正デモクラシーといわれるように、国民が選挙改革や民主主義を国家に対して要求し始めた時代だった。このような新しい考え方や生き方を推し進めるには、国民一人ひとりが自分なりに個性を発揮できるような運動の必要性に気付き、雑誌『白樺』の発行を通して、広く社会改革への啓蒙活動を進めた。そして昭和期、国民は個性の発揮が許されない戦争に借り出され、二次世界大戦後66年を経た平成期の今、私たちの国日本は先行きの見えない閉塞感に覆いつくされている。この底知れぬ閉塞感からの脱却を目指すには、大正期の白樺派の活動と同じように、国民一人ひとりの目覚めを促すような新しい考え方や新しい生き方への指針が待たれている。平成セミナーが『月刊みおつくし』や『平成新聞(月刊)』を発行している意味は、まさしく大正期の白樺派的位置付けを目指したように、平成の『みおつくし』であり、『平成新聞』だ・・・」と、熱く語っています。