聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―(予告編)
現代とよく似ている時代が、かつてこの国にあった―。主演の役所広司をはじめ、豪華キャストが集結!空前のスケールで描く一大巨編!!誰よりも、開戦に反対した男がいた。日米開戦70年、魂を揺さぶる衝撃の歴史超大作!・・・1939年(昭和14年)夏。「日独伊三国同盟」締結の声に日本は大きく揺れていた。それを強硬に主張する陸軍、マスコミ、そして国民。しかし海軍大臣米内光政(柄本明)、次官山本五十六(役所広司)、軍務局長井上成美(柳葉敏郎)は、その「世論」に敢然と異を唱えた。日本がドイツと手を組めばアメリカとの戦争は避けられず、十倍の国力を持つ国と戦えば、この国は滅びる…。彼らの命を賭した反対で、三国同盟問題は立ち消えとなり、山本五十六は聯合艦隊司令長官として旗艦「長門」に着任するが、同時に欧州でドイツの快進撃が始まり、同盟締結の声は再び沸騰する。 1940年(昭和15年)9月、ついに三国同盟は締結された。そして一年後―。太平洋上の空母から飛び立った、日本海軍350機の大攻撃隊がアメリカ太平洋艦隊に襲いかかった。それは戦争に勝つためではなく、一刻も早く終わらせるために、山本五十六が生み出した、苦渋に満ちた作戦だった…。(C)2011「山本五十六」製作委員会