ホアキン・フェニックスはITRカナダ(ボゾグループ)の動物実験を告発
2016年の夏から秋にかけて、LCAはITRカナダ社への調査を行いました。ITRカナダ社はケベック州モントリオールの郊外にある受託研究機関で、ビーグル犬、ミニブタ、マカクザルを用いた実験を行っています。LCAの調査から、動物への虐待、ネグレクトが日常的に見られ、行政の定める動物保護関連法や動物実験ガイドラインに明らかに違反していることが判明しました。
詳細はこちらから
http://www.arcj.org/animals/animaltesting/00/id=1088
専門家の見解
「このビデオを観て、専門家の立場から赤い首輪の猿について非常に懸念される。すぐに対処してこの猿を苦しみから救わなくてはならない。他の動物もこの施設では同様のリスクにさらされているに違いない。」
「動物たちの心身の福祉を実現するためにこの施設は根本から改革せねばならない。」
Margaret Whittaker
動物行動学顧問
AZA(Association of Zoos Aquariums)オナガザル類顧問団行動学顧問
「高度に社会的動物は自然界で雄雌入り混じった多様な群れの中で過ごす。報告にあったような研究所に閉じ込められた動物たちは根本的に残酷な扱いを受けている。このような状況におかれた動物たちは常動行動や自傷行為のような不自然な行動をとる。本来群れで暮らす動物たちをあのような形で飼うべきではない。心理的社会的問題行動が猿の内面の苦しみを示している。」
ジェシカ・ゲイナス博士(Dr.Jessica Ganas)
ここ十数年で科学技術が著しく発展し、動物を用いた実験が時代遅れになってきています。投資家は粘り強く、代替法がある場合は、動物実験をやめるように働きかけるべきです。多くの動物実験はすでに代替法に置き換え可能であり、学術団体には倫理的責任があり、動物に実験を依存するのを止め、より有効で効果的で倫理的実験法に移行すべきです。
動物への虐待行為を止めさせるために協力してください。
https://www.change.org/p/demand-justice-for-grace-victim-of-cruel-research-lab
翻訳:アニマルライツセンター