インド・バングラデシュ間列車43年ぶり再開 「友好急行」出発
バングラデシュとインドを結ぶ旅客列車が14日、43年ぶりに運行を再開した。運行は、バングラデシュがパキスタンの飛び地「東パキスタン州」だった1965年に起きた第2次インド・パキスタン戦争で、中断されたままになっていた。
ロイター通信によると、ダッカからインド東部のコルカタへ向かう1番列車にはお祝いの言葉を書いた横断幕が掲げられ、約500人の乗客が大勢の見送りを受けて出発。コルカタ発ダッカ行きも同時刻にたった。
列車は約500キロ離れた両都市を14時間で結ぶが、途中6時間は入国や税関手続きのため国境の駅で停車する。当面、1週間に2度運行される