騙された革命ごっこの代償
戦時におけるロシアの政治宣伝の要素は無いとは
言えないだろうが、兵隊に限らず、月に1万人弱の
ウクライナ戦災難民をロシアは受け入れている。
国民から戦費特別税を徴収しておきながら、
兵士や一般国民に十分な食料、物資補給を行わず、
更に、戦災に見舞われた国民への国家責任として、
何等かの疎開処置を果たすべき立場である筈の
ウクライナ政府及び、軍上層部は真剣に対応して
いない様だ。
この動画で、最も怒りを感じたのは、この点だった。
恐らくは自己の保身と不正蓄財に忙しいのかも知れない。
キエフなどの都市部でも、食料は届いているのだろうか。
それが気がかりではある。
※ 後で判ったのですが、キエフもボロボロの様ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yA8ZTEzhkO0
本格的な戦闘状態に陥ったのは、今年3月のクリミアに
対するロシアの軍事介入が切欠だが、しかし、半年も
経過しないうちに、食料等の物資供給が滞り、戦線すら
維持出来ないというのはどういう事なのか。
国民の疲弊を考えれば、軍と政府はその責任において、
速やかに武装解除宣言を行い、ロシアとの停戦協議に
入るべきだと思う。
想像するしかないが、オレンジ革命以後、米国等の
新自由主義者らによる富の収奪、労働者の賃金低下、
失業率の上昇、IMFからの緊縮財政の強制等による
国家総生産の低下、指導者の汚職など、
想像以上に、国として、ウクライナは疲弊していたのかも
しれない。
今、難民として苦しい状況にある人々には、
かける言葉も無いが、未来の一般国民の生活を
考えれば、ウクライナは、今一度ロシアに
併合される方が、まだマシなのではないだろうか。