朝鮮戦争 前編 韓国敗退、国連軍反撃ソウル奪還
1950年6月25日午前4時(韓国時間)に、北朝鮮軍が38度線を超えて韓国に奇襲攻撃してきた。
北朝鮮軍は大量の戦車や大砲等の砲撃で攻めてきたのに対して、韓国軍は戦車ゼロで、韓国軍は戦車ゼロで、
少ない大砲等では抗しきれず敗退を重ねた。
7月から8月にかけて、韓国軍と国連軍は北朝鮮軍に苦戦を強いられ、南へと後退して行き,朝鮮半島の
南端の大邱(テグ)や釜山(プサン)に迫る位置まで追いやられた。(釜山橋頭堡の戦い)
ウォーカー指揮官は釜山橋頭堡の戦いの指揮を担った。
9月 15日、国連軍がソウル西方約20キロメートル付近の仁川(インチョン)へ上陸が始まった。
南からの国連軍と戦っていた北朝鮮軍は兵站も細り、また、仁川から米軍が侵攻している
情報も知って北朝鮮軍の統制は急速に崩壊した。
一方、仁川上陸後の米海兵連隊がソウルへの進撃を続け、1950年9月29日にソウルを奪還した。
映像: bassangleによるパブリックドメイン状態のビデオより抜粋。