第二次大戦で枢軸国側が勝っていたらどうなっていたかを妄想するスレ
そうじゃなくて。
米参戦前に枢軸有利で講話とかならまぁ
ヒトラーとスターリンによる胸熱な冷戦が微レ存?
イタリアは地中海周辺を制圧して、再び地域覇権国家に……
とかだったら胸アツだった。
でも本当に想像できないな。GDPの差がありすぎて想像の邪魔をする。
ヒトラーがロシア制圧して、教育を第二次大戦の頃のドイツの思想で固めて敗戦した国を取り込む。
親殺して子供にドイツの偉大さを教え込む?
で、アメリカが手出し出来ないような形にして。
迎合する国とアメリカよりの国で中立国の取り合い……
まさに冷戦w
その場合冷戦時代は存在しなかったんだろうけど
どう考えても第三次世界大戦まったなしじゃないですか!やだー!
枢軸優勢ということはエジプトやインドは大英帝国からなくなってるパターンも含むんじゃね。
あとフランスはペタン政権が掌握してドゴールはイギリスに亡命かな
だからイギリス大好き。アメリカは移民の国故少し落ちるという考え。
日本人は戦争の上手い猿と蔑視。
とゲリラ戦争してそう
史実のソ連崩壊みたいになりそう
国力浪費して戦死者の死体を秘密列車で後送してるとかアフガン化してたよ
どっちにせよスラヴ奴隷化してゲルマン人の生存圏ってのが非現実
WW2ドイツならバトルオブブリテン勝利・英国占領、日本ならミッドウェー海戦勝利・ハワイ包囲が前者のパターンか。
これならあまり酷い状態にならずに済みそう
ソ連とアメリカに挟まれた状態とか西ヨーロッパ統一
しても厳しいだろ
長引くだけで、結局は地力の差で負けるかな?
陥落してたそうだ
維持できるかは解らんが
朝鮮とかのアジア側にもファシズムの輸出してるんかな?
AK-47の代わりにStG44系列の自動小銃がパンツァーファウストと
ならんで紛争地帯のベストセラーとか
という問題が・・・・
人種主義なんとかしたらアジアアフリカにも輸出可能か?
仮想戦記みたくソ連打倒やインド独立に成功したらパフラヴィー朝ペルシャも枢軸入りするかも
あとなびきそうなのはアイルランドやアルゼンチン、南アフリカか。
も進むかも
あれの元々の目的ってヨーロッパや南米のナチスドイツ
陣営の拠点爆撃する為らしいし
「我が同朋のゲルマンが黄色い猿に負けたというのに喜ぶな!」と怒ったらしい。
日本がアメリカ陣営についてるのかでだいぶ変わりそう
>>26 ヒトラーは親英主義者で元々アメリカソ連とは決着付けるが、イギリスとは
出来れば勢力圏分け合いたいなって言ってたそうだ
日本は軍事費の拡大に耐えきれずに共産革命してそう
アメリカと開戦すれば日英同盟堅持は有り得ないだろ。
個人的には人狼みたく戦後枢軸の一員になってるIFが気になる
スペインやポルトガルはうまく枢軸入りしただろうけど
スウェーデンやスイスはどうなったんだろうな。
ドイツ寄りの中立じゃない?
史実でもスイスはそんな感じだったし
それよりも平成維新とか騒ぐ奴らが暴れてる方が・・・
独逸のパシリ状態しか想像できん
在伊独逸軍基地とかありそう
とりあえず戦車はドイツのお下がり主体かな?
独逸製兵器のライセンス生産じゃない?
国内企業と独逸企業の形だけのコンペとかやってそう
空母数隻は欲しい
と思ったけど、ドイツがほとんどの艦艇を接収してそう
総統閣下は戦艦大好きだったらしいし
でもイタリア海軍って空母作ってなかった?
ジブラルタルはどうなってるかな?
完全制覇ならフランコ・スペイン領のドイツ軍・イタリア軍基地(租借というパターンも)じゃね
制海権・スペインの支持の両方抜きで占領できるような場所じゃない。
化した世界だとアメリカはどう動く?
米自体が親枢軸にならない場合、
フライングタイガースみたいな義勇軍を英ソに送ってた可能性はあるわな。
同じ時代の米英と比べたら
【はるかにマシ】
だと思うんだけど。
『我が闘争』の中で、「日本人はコピーしかできない二流民族」みたいに書いてあるけど、これでもちゃんと「人間」扱いしているわけじゃん。
当時のアメリカでは、有色人種はそもそも白人と同じ「人間」の扱いすら受けてなかったんだけど。
最近公開された映画『42』でも、どんなにアメリカの有色人種差別が酷かったかについて描いてある。
平然と「White Only」の文字が、公園のベンチやトイレ、水道の蛇口、スタジアムの入場口まで掲げられていたわけじゃん。
まだしも”二流”だけどある程度の評価はしてあげるべき「人間」扱いされていたドイツの方が、「差別が少なかった」って逆説的に言えないか?
俺らから見て中東やアフリカの大国がどうでも良いのと同じ
ソ連見たく航空機による飽和攻撃か?
個人的に泊地にいるところをアグリガット核搭載で壊滅させるとか
原潜を初めとする潜水艦群によるウルフパックとかそういう独自のに期待
海上封鎖にも限りがある
独逸優位の講和位は結べそうだけど
英国とは講和狙いじゃなかった?
史実では断られてバトルオブブリテンに突入したけど
降伏するんじゃない?<イギリス
物量考えたら無理ゲー
ウラル爆撃機計画が中止されなかったらいけるんじゃない?
しかしWWⅠのときもゴータ爆撃機でロンドン爆撃してるドイツがなんでこういうこと言い出すようになったのか不明
4発機は、単発機5機分のコストがかかるとか聞いた
後WW1ロンドン空襲は宣伝効果はあっても被害は大したことなかった
少数機まともな長距離の戦略爆撃機が存在してたら
Fw200の代わりに長距離哨戒や長距離爆撃とかしてたかもな
・・・
代わりに報復兵器シリーズのV2改良の弾道弾が使われそう
直轄領、本国+ポーランド+白ロシア
植民地、ロシア(旧ソ連の大部分)
傀儡政権、ウクライナ、クロアチア
傘下(保護国的)同盟国、ルーマニア、ブルガリア、解体的ユーゴ(セルビア、モンテネグロ)
デンマーク、ノルウェー、ベネルクス三国、フランス
同盟国、イタリア、スペイン(中立)
イギリスと講和出来た場合のドイツは、賠償として、エジプトとスエズ運河、イラクを割譲させるだろう。
南米のウルグアイ、パラグアイは、親独的だ。アルゼンチンはイタリア系移民が多い。南米は独伊の同盟国になる公算が高い。
イギリスは、イランまで、失う事になれば、危機感から、再び、日英同盟を誘って来るかも知れない。
言われてみれば確かに。
大英帝国の反撃体制 ①
本国(大ブリテン島)+北アイルランド
植民地、カナダ、大洋州(オーストラリア、ニュージーランド)、南アフリカ、インド(セイロン、インド、後の東西パキスタン)、アフガン
※ 日本によって、マレー、香港、ビルマを解放されてしまったのが痛恨である。インドの独立も待った無しの趨勢だろう。
同盟国、アメリカ合衆国、汪精衛政権(日本と講和する条件。蒋介石はワシントンに亡命)
英米にとって、蒋介石に代わり、汪精鋭が唯一の手駒になるだろう。
ビシー政権のインドシナ浸透を排除する為、北アフリカを失ったロンドンの自由フランス首脳は日本のベトナム独立を支持すると言うウルトラE何度の離れ業をするであろうが、汪精鋭にはフランス留学の経験があるのだ。
汪精衛政権は決して、日本の傀儡にはならない。国際条約の遵守を第一義とし、香港統治権を再び、英国に委ね、日英のバランスの上に東亜での独立割拠を図るだろう。汪兆銘の性格から言うと、毛沢東の共産党へ再び、政権参加を促す可能性があり、大日本帝国を激怒させるだろうが、亡命ソ連人の満州への受け入れに大混乱している大日本帝国(旧ソ連政府要人の身柄引き渡しを要求するドイツとの間に緊張が高まっているはずだ)は汪兆銘の離反を制肘する余裕は無いだろう。
英米は満州国、汪精鋭両政権承認と引き換えに満州に旧ソ連亡命政権の樹立を打診するが、共産主義アレルギーの日本は断るだろう。折衷案として、白系ロシア人の亡命政権が日本側からだされるだろう。
どちらにせよ、決して、日ソ中立条約を破棄しない日本にドイツは疑念を抱き、日独関には急速に険悪な空気がみなぎるだろう。英米連合はそこに漬け込むしか道は無い。
H級戦艦とかも建艦技術が敗戦で一時途絶えたドイツの
技術でどこまで行けたか・・・
後、イタリアにも触れてやれ
アフリカ戦線勝利してたらリビアで油が手に入る
当時のリビアはただの砂場
イタリアには油田を発見する技術もないし資金もない
福利厚生は、労働者、失業者に手厚く、中小企業や零細企業にも低利での貸し付け制度などもあり配慮が行き届いていた。
ナチス・ドイツが他の国と決定的に違うのは『国民の生活は、企業の利益に優先する、国民の生活のためには企業の経済活動の自由も制限される』である。
特に公共事業を行う時には『地価が凍結』され、地主やましてや『地上げ屋』が儲けることは出来ない。
公共事業の場合、日本の労働者の取り分は、費用の3割程度であるのに対してナチス・ドイツでは、6割に達した。
しかしこの『経済活動の自由の制限』により『企業がボロもうけ出来ない』ことは、資本主義国家の資本家にとって『国民に知られたくない事実』だったろう。
いずれにせよ、ナチス・ドイツが勝っていて、ドイツ中心の世界秩序が出来た場合、労働者にとっては暮らしやすい社会が出来たろう。
為替相場ってのは、輸出入の総量の演算結果に基づき、算出された交換レートであり、競馬で言う所のハンデキャップレースの斤量みたいなもの。
日独は製造業レースの国際G1馬なので、常に出場レースでは、悉く、トップハンデを課せられている。フリーハンデ、68.5kgクラス。チャイナは裸馬同然の54.5kg。日独とチャイナが同斤量で12ハロンを競馬すれば、チャイナは日独製造業に20馬身以上の差をつけられる実力でしかない。
この日独の製造業は経営(ブルジョアジー、地主)、ホワイトカラー(中産階級、プチブル)、労働者(プロレタリアート+出稼ぎ農民)全てをジーザス・クライスト的に、或いは、弥勒菩薩的に救済の網で掬(すく)い上げる、社会主義と資本主義のハイブリッド収斂経済。
アングロサクソンの資本家やジューのボリシェヴィキにとって、これほど腹立たしいシステムは無いだろう。
ちなみに、日本・ドイツの製造業が優秀なのは、両国が中産階級中心の社会だからというのもあるだろう。
まず、貧乏人というのは、物を買うとき値段しか見ていない。
安いものしか買わない。したがって、貧乏人中心の社会は、安いものしか売れない。
したがって、その様な国の工業製品は『安さだけが取り柄』となってしまう。
さらに、大金持ちの多い社会もあまり、良くない。
なぜなら、普通の人は、給料のほとんどを消費に使うのに対して、大金持ちは不動産投資・株式投資・海外投資などに使う。
いずれも『物を買う』わけではないので『物が売れて景気が良くなる』という社会の発展パターンに乗れない。
それでいて、不動産価格の上昇と株価の上昇は、確実に物価の上昇につながる。
一方、中産階級中心の社会では、人々は、不動産投資や株をやる余裕はないが、多少高くても良い製品を買う余裕はある。
こういう社会では、『良い製品を作れば売れる』ので、優秀な製品が作られる。
一方、貧乏人と金持ちからなる社会は、一見物価が安いが、労働者の賃金は、それ以上に安く、安物しか売れない。
当然、輸出しても安く買い叩かれる。
充実したようなもんか
あれがあるから、資本主義国家も労働者や農民を保護せざるを得なかった。
『非正規雇用』だの『富裕層減税』だのもソヴィエト崩壊後に出てきた。
対抗上また保護してもらえるかな
まあ、共通の敵が現れたら対抗として団結が必要だから、あからさまな労働者搾取は、手控えられるとは思うけど・・・
まあ、現状よりはマシには、なるかな。
してドイツで出稼ぎさせられてたな
そして、どん底だったドイツ経済はアメリカに次ぐ、世界第二位となった。
この、ナチス・ドイツの経済政策の根本精神は、当時の1マルク硬貨に書かれている。
『公益は私益に優先する』
イスラエルがないってことは分かる
どこかしらにユダヤ人国家を作り上げて、そこに追放してたと思うんだけど。
今のイスラエルのあるパレスチナ地域じゃなく、別の地域で「イスラエル」を名乗る国家が成立していた可能性はある。
少なくともイタリアがヨーロッパのお荷物扱いされる事は無かったろうな
特にナチスドイツは人種政策でロシアや中東で泥沼になりそうだ
枢軸国が勝利したとするとアメリカの不参戦が前提だな
但し、前月の真珠湾攻撃作戦は採用せず、対米宣戦布告はしない。
イギリスへの宣戦布告のみ。英領マレー、及び、蘭領ボルネオの占領だ。
いずれ、アメリカの方から攻撃をし掛けてくるだろうが、ルーズベルトに議会説得で散々に苦労させた方がよい。時間が稼げる。ハルノートへの対応は受諾したようなしないような曖昧さで翻弄する。
1942年の初頭はマレー作戦。2月末迄にソ連に対し、一方的に中立条約破棄を通告する。
続き
↓
ケープタウン沖経由アレクサンドリア宛の英軍物資ロジスティックス機能の破壊だ。
紅海、アレクサンドリア、ペルシャ湾、バグダッド方面を機動部隊で空襲、陸戦隊で沿岸を掃討させる。
目的はドイツをして、北アフリカ及び、東部戦線を成功裏に、且つ、速やかに終結させしむる事。
そうして、英と独の講和のテーブルに日本も座る。講和条件はマレー方面の各国独立と援蒋ルートの閉鎖だ。
講和のテーブルのセッティングには、主役のドイツの存続が不可欠の条件だった。強力で難攻不落、勝ち誇るドイツがいなければ、イギリスを講和の席に座らせる事は出来ない。
それには、ドイツの東部戦線を速やかに終了させるしかなかったのだ。
何よりも山本五十六がドイツ嫌いだから、無理な屁理屈を付けてでも、対オーストラリア戦とか開始するだろう。
対オーストラリア戦のためにインド洋から連合艦隊を引き離しにかかると思われる。
ミッドウェー海戦発動の理由だって、直接的な動機は「ドゥーリットル爆撃」だったけど、
山本五十六の本音は、いつまでもインド洋方面に縛り付けられて、陸軍・及びドイツ軍の協力はやりたくないって所が大きかったそうじゃないの。
陸軍がインパール作戦などを成功させてインド解放に成功しようとも、
ナチスドイツが北アフリカ戦で勝利しようとも、
海軍としては「その補助をした」というだけで軽く扱われてしまう。
そんな扱いが嫌だったから、ドゥーリットル爆撃に口実を見つけてミッドウェーを狙ったという話があるね。
なるほど。
如何せん、山本五十六とか、井上成美とか、艦隊司令官級の人たちに、反ドイツ、反陸軍の風潮が強かったんだよね。
これではいくら中堅幕僚が、インド洋を完全に抑える作戦案を立案しても、山本や井上が採用しないわけですよ。
多分ヒトラーは使用しなかった。
「報復」として、イギリスが毒ガス攻撃を開始するだろう事は明らかだったし。
ヒトラーは前大戦で自分自身も毒ガスで負傷したせいか、第二次大戦で毒ガス攻撃を禁止している。
使えば使った分だけ「報復」されるのが解りきってるからだ。
(まぁ、その分をユダヤ人虐殺に向かって使用したんだろってツッコミが入りそうだが)
戦局を覆すような超新兵器を開発中の科学者の所にヒトラーが現れた。
そこで、科学者の説明を受けると、ヒトラーは、
『この兵器は、今次大戦に使用するにはまだ早すぎる』
と言って、開発中止を命令したと言う逸話も残されている。
また、空軍大臣のゲーリングが無能で怠慢で何も仕事をやらないでパーティーばかり開いてると訴えられても、
ヒトラーは最後の最後までクビを切らなかった。
旧友のレームですら、気に入らなくなったら簡単に殺したヒトラーである。
まさか、ゲーリングに恩義を感じて~とか、そんな情にほだされた訳ではないと思う。
それに、クビを切る時にはあっさり呆気ない程に簡単にクビを切っている訳で、
『無能で怠慢で仕事をやらないゲーリング空軍大臣』を放置していた点でも、
ヒトラーの戦略には疑問が残る。
日本とかイタリアはともかく、ナチスドイツは、本気で勝利するつもりは無かったのではないかとさえ思えてくる。
太平洋を挟んで米合衆国と対峙する場合、日本の持久力を後背地として、支えるのは生産拠点、未来的市場としてのアジア大陸であろう。
鉱物資源とエネルギー資源の供給元は東南アジアの島嶼部だ。
つまり、日本にとっての後背地、ユーラシアの高緯度地域を占有するソヴェット・ロシアの中立性の根拠は空洞化してしまった。
対米激突を不可避とするなら、ソヴェット・ロシアを滅亡させる以外にヒンターランドであるはずのユーラシアに潜在する脅威の因子は、何時の日にか我が帝国を背後から一撃するかも知れない危険を孕み続けるのである。
松岡洋右外務大臣や、大島浩駐ドイツ大使は、
『日本も今こそソ連と戦争せよ』と強く主張していた。
だが、締結したばかりの条約をすぐ破るような国では、
『世界中に信用されない』
と近衛文麿と、クソ真面目だった東條英機陸軍大臣が反対した。
松岡の対ソ戦の主張に乗ったのは、意外な事に、『無責任海軍大臣』『何もしない海軍大臣』と言われた及川古志郎だったのだとか。
海軍にとって、対ソ連戦はほとんど利益の無いものである。
予算も陸軍優先になってしまうし、帝国海軍に勝てるだけの海軍力をソ連は持っていない。
あっという間にウラジオストクなどを陥落させられただろう。
ソ連など敵ではないという事で、海軍軍人には「親ソ派」がやたらと多かった。
例えば、ワシントンやロンドンの海軍軍縮条約で対米七割を主張した加藤寛治海軍大将は、「日ソ友好協会」の会長であったし、加藤の後を引き継いだのは、226事件で暗殺された斎藤実であった。
「日ソ友好協会」・・・実態は、日本にソ連型共産主義思想を普及させる為の組織であった事は言うまでもない。
しかし、及川は海軍軍人の中では珍しく『反ソ派』であった。少なくとも「反ソ」とまで言わなくとも、親ソではなかった。
アメリカと戦うよりは、余裕で圧勝できるソ連極東海軍と戦う方がマシというのは確かな読みであった。
東條英機陸軍大臣はクソ真面目だったので、
「一度結んだ条約を、すぐに破棄するなど道義にもとる」
と強く主張。
大島浩駐ドイツ大使とは友人だったのだが、対ソ戦についてははねつけてしまった。
後年、巣鴨プリズンの中で、大島浩と再会した東條は、
『あの時、君の言う事を聞いてソ連と戦端を開いておけば、ここにこうしていなかったかも知れないなあ』
としみじみ語ったそうな。
正論だ。すると、日蘇中立条約は日本からは破棄出来ない、と仮定しよう。
その場合、アジア大陸の高緯度地域にソヴェット・ロシアと言う潜在脅威は残存する訳だ。
この状態で日米総力戦など、無理がある構想ではないのか?
現実に日蘇中立条約はソ連から一方的に破棄され、満州に赤軍が乱入したのである。
その理屈は「後付け」に過ぎない。
ソ連は独ソ戦が始まってからと思われるが、「雪作戦」と言う物をアメリカに仕掛けている。
アメリカ大統領、フランクリン・ルーズベルトの周辺は、共産主義者ばっかりだったというのは、今では完全に証明されている。
まず妻のエレノアが共産主義者だし、大統領補佐官や秘書官にまで共産主義者が巣くっていた。
ルーズベルト政権時代にブイブイ言わせていた連中は、ほとんど後年のマッカーシーの行った「アカ狩り」によって逮捕されている。
それくらい酷い有り様だったのだ。
「雪作戦」とは、その中の財務省次官か何かを勤めていた、ハリー・デクスター・ホワイトを使った作戦であり、
【何が何でも日米戦争を引き起こさせろ】
とする命令であった。
ホワイト(白)からスノウ(雪)作戦と命名されたそうだ。
有名なハルノート、実は産みの親は国務長官のコーデル・ハルではない。
ハリー・ホワイトである。
ハルはもう少し理解のある暫定案を日本に提案し、もっとアメリカ軍の軍備が整うまでの時間稼ぎをしようとしたが、
ホワイトの作った案は強硬案であり、これを日本に手渡せばすぐに戦争になると、誰しもが理解できるほどに酷い内容であった。
ハル本人が、日本側にハルノートを提出した直後、陸軍長官と海軍長官に述べている。
『私の仕事はもう終わった。あとは君たち(陸海軍)の仕事だ』
と。
従ってこれは「陰謀論」ではなく、ソ連やアメリカの公文書に書いてある事である。
これは、4カ月後のマリアナ沖海戦、サイパン島上陸作戦の布石だった。
トラック環礁に停泊する艦船群を(本気になって反攻に転じた)米の夜間爆撃から防御出来ない、と言う事は、海軍は、南太平洋、中部太平洋に於いて、元々、アメリカには太刀打ち出来なかった、と言う事だろう。
しかし、サイパンに於いて、もっと、米軍に深刻な打撃、損害を与えておく必要はあった。
勿論、玉砕した日本軍兵士、指揮官には何の落ち度もない。
単(ひとえ)に、海軍軍政中枢、軍令部、更には帝国大本営の責任だ。
帝国陸軍が生んだ鬼才、石原莞爾もまた、
「サイパン島を要塞化しておけば良かった」
と言っているな。
マレー作戦は1942の初頭に完了している。1942-1943年の1年と6カ月、540日あれば、かなりの錬度に高められたはずだ。
ボルネオに訓練施設を建設しておけば、ガソリンは無尽蔵に使い放題だったはずだ。
確かボルネオの精油施設はオランダ軍が破壊していたのではなかったか?
ボルネオに限らない。
オランダ軍は精油施設を破壊しまくってから日本軍に降伏を申し入れた。
知らんかった。
オランダ滓(かす)過ぎるな。
まあ、独ソ戦でもドイツもソ連も敵に一物も与えるなとばかりに焦土作戦敢行したしね。
オランダが特別異常だったわけではないんだが。
確かにボルネオとか、スマトラとか、戦場になってない所で大量にパイロットを育成できてたら良かったね
鉱物資源(アルミ)のある東南アジア島嶼部に於いて2式大艇を大量生産し、潜水タンカー(重油輸送)と2式大艇(人員輸送)をサイパンに備蓄する地味な作戦を1年以上かけて継続しておれば、米軍のサイパン侵攻での損害は桁違いになり、或いは、彼の継戦意欲を大幅に削減させられたかも知れない。
その中で、ドイツの総兵力を600万人、西側(英米&レジスタンス仏)連合軍を400~600万人、ソ連を600万人と算定し、挟撃されたドイツには勝ち目はなかった、と言う意味の事が書いてあった。
だが、ナポレオンの如き内線作戦であると考えれば、東部戦線、西部戦線と言う敵の外線包囲を各個撃破すれば、理論上は活路は開ける訳で、ドイツ必敗論は、結果だけを見た俗論だと思う。
それは、ドイツに対する戦略爆撃を換算に入れてないね?
俗に「1000機爆撃」と呼ばれる、戦略爆撃が昼夜を問わず、ドイツに対して行われていたんだよ。
ノルマンディー上陸作戦の前から。
すると、ゾルゲの取り調べによって、スターリンへ日本の南進計画、日蘇中立条約遵守の方針が筒抜けだった事は容易に論理的に推測出来る。
満蒙国境の蘇連軍精鋭がモスクワ守備に転用され得る事の今後の独蘇戦への影響を想像するぐらいの頭の働きがあっても罰(ばち)は当たらんと思われるのに、我が帝国の政府にそれを陛下に進言する者がいなかったのは、残念至極である。
いや、満州国軍の指導教育に当たっていた日本軍人や、関東軍の中には、
独ソ戦が始まった直後に、
「これは日本にとって決定的で最後のチャンスではないのか?」
と考えた者たちは居た。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%E6%9D%B1%E8%BB%8D%E7%B9%E7%A8%AE%E6%BC%E7%BF%92
実際、このように演習まで行ってソ連を威嚇している。
これに焦ったソ連が、アメリカのスパイ網をせっついて日米開戦を急かしたのである。
陸軍の中にはいた事を認める。
私の表現が大雑把過ぎた。
重臣と言う意味で、陸軍現役三役と文官を念頭に置いていた。
一番強硬に対ソ戦を煽っていたのは、松岡洋右外務大臣なんですけどね。
外務省が強硬で、軍部が「まあまあ、落ち着いて、落ち着いて」とやっている構図。
その中で、日下氏は元帝国陸軍参謀の瀬島龍三氏からの伝聞として、「日本の対米戦決意の動機の根底には、ドイツの欧州戦局での完全勝利の見込みを前提に、これへの便乗的ただ乗りの思惑があった」と言う証言を紹介していた。
すると、小室直樹氏は、言下に「あり得ない」と否定し、両者の意見が真っ二つに分かれたのだった。
しかし、外務省である。ここは闇の中の闇だ。地獄の悪鬼の如き省庁であろう。
タイフーン作戦の頓挫は11月中旬、明白だったが、当然、ベルリンの大島大使にはドイツ政府はひた隠ししたであろう。
だが、ドイツの同盟国、イタリア、ルーマニア、ブルガリアの各国政府はそれを知っていた。
イタリア、ルーマニア、ブルガリア駐在の外務省幹部は入手していたはずだ。すなわち、東京の外務省本省は、大島大使よりも正確な情報を手にしていた。
この情報は、11月末から、12月初めの御前会議には上がらなかったのである。
スターリングラードとごっちゃにしてないか?
タイフーン作戦は、単純に冬将軍に負けた部分が大きいのでは?
ドイツ軍は冬用の軍服の用意もしていなかったようだし、予想以上に早く雪が降り始めたという事もあった。
指摘しているのは情報を派遣軍各国は知っていたが、ベルリンの大島大使は知りようがなかった、と言う点だよ。
むしろ、大島浩駐ドイツ大使の方が、ドイツから色々、様々な情報を引き出していたと思うのですが。
大島浩に対する評価も、納得出来ませんね。
まぁ私の祖父は、大島浩に直接会ってますし、彼と協力して情報工作をやっていたので、好意的に見ているのですが。
誤解されています。
私は大島大使に好意的に申し上げたつもりで、氏の置かれた物理的環境では、最善の対応をなされた、と言う推測を補強する意味でカキコしました。
所が、東京の本省はイタリアやルーマニアの大使からも情報が入手出来る訳で、それをどう分析したか、と言う問題定期です。
まず、東條英機と大島浩は友人関係でした。
従って、まず陸軍は大島浩の情報を最重要視し、大島情報に反対するような情報は過小評価されるか、無視されました。
外務省は、外務省非出身者である大島浩ドイツ大使など白目で見ていましたので、大島浩情報などは疑ってかかっていました。
ここでキャスティングボートを握っていたのは海軍なのですが、
海軍も独自に情報を獲得していたのですが、
「沈黙の海軍」にして「無責任海軍大臣」の及川古志郎が海軍大臣だったが為に、
どっちとも立場を鮮明にせず、ただひたすら戦争準備に邁進するという姿勢を取ります。
伊藤博文や山縣有朋のような、政治と軍事、統帥(参謀本部・軍令部)と軍政(陸相・海相)を一致させるだけの豪腕を持っている政治家が居れば良かったのですが、
唯一その可能性が有ったのは近衛文麿だけでした。
戦局は長期泥沼化必至であり、ドイツにとって、今後の展望は容易ならざるものがある」と言う情報が御前会議に上がっておれば、陛下は立憲君主制の原則を蹂躙される罪を一身に背負ってでも、重臣に対米戦開戦の不可を御裁断なされたであろう、と私は推測する。
仮にその時点で「対米戦不可」の天皇陛下の御命令が出たとしても、もう間に合わない。
無理である。
海軍は戦争用の為に、既に軍艦を改装済みであり、改装してしまえば、もう後は戦争するしか無くなる。
そもそも石油や屑鉄をどうするのか?
何の問題解決にもなっていない。
石油や屑鉄の禁輸が解かれない限り、日本は真綿で首を絞められるように、衰弱死させられるだけである。
外務省の見通しでは、
「独ソ間は、来年には五分五分となり、再来年にはドイツが負け始める」
と見通していた。
だが結局開戦になった。
最早あの状況では止めようが無い。
だが、「ミイラ取りがミイラ」になったのか、ソ連=共産主義シンパと思われる軍人がやたらと多かったのもまた事実である。
庄内鶴岡が生んだ天才、石原莞爾も、満州国の経営はソ連型の五カ年計画を見習って、統制経済で満州開発を行うようにしているし、
統制経済シンパは、同じく満州国で大活躍した岸信介や松岡洋右など、多くの人々の脳味噌を汚染していた。
結果的に、統制経済への親近感から、ソ連への親近感まで示す陸軍軍人まで現れるようになる。
こうなると本末転倒である。
こりゃ、リアルタイムで、国策が漂流したのも頷けるわい。
全くその通りで、東京裁判で、
「1928年から1945年にかけて、この28人は共同謀議して侵略戦争に邁進した」
なんて言われて裁かれましたが、あんなのまるっきり嘘だった事がこれでも解りますね。
一年に一回は内閣が交代していた迷走状態の日本が、「世界征服を企んでいた」だの、「共同謀議」だの、『お恥ずかしいくらいのもの』です。
『共同謀議なんて言うがとんでもない話だ。軍部は進むと言い、政治家は困ると言い、北だ南だと全く意見統一出来ないまま戦争になってしまった。それを共同謀議などとはお恥ずかしいくらいのものだ』
(東京裁判被告 賀屋興宣)
大島浩については、この本を読んでいただきたい。
大島浩は、ハッキリ言って戦後日本で誤解されている最たる人間の一人である。
問題提起 ○
一度、戦争準備を固めてしまうと、もう戦争するしか道は無くなるのですから。
海軍は、戦争が予想されると、装甲を強化する為に、船体の鉄骨を増やします。
これは船体を傷つけ、寿命を減らす事を意味します。
従って、ひとたび戦争準備を整えてしまうと、
海軍としてはもう後には引けなくなるのです。
ミッドウェー攻略作戦の時も打撃部隊を囮に敵の空母を誘き出す方針に徹しておれば、日本の四隻は無事、ヨークタウンのみ沈没、と言う結果になっていたと思うぞ。
戦艦はやられただろうけど。
一番考えられるのは、山本五十六が臆病者だったから。
一説には、賭博士の山本は、最初っから勝負を投げていたから、真珠湾から自分の死まで、いい加減に戦争指揮を取っていたのだとか。
>>154
それについては同情の余地がある。
栗田艦隊は、『北方に敵の大艦隊見ゆ』との報告に接して北に反転していったという話だ。
まぁそのまま突入して、敵輸送船を潰してもらった方が陸軍としては助かったろうが。
見敵必要戦主義 X
見敵必戦主義 ○
アメリカでも厳しいかも
というか、アメリカは当時モンロー主義だったから、それでも困らない。
むしろ、そのユーラシア連合から国益を引き出す道を探すだろ。
アメリカの食い込める余地は沢山有ったし、日本も己に出来ない事まで己でやろうとしてアメリカを締めだそう、独り占めしようとするほど狭量でもなかったろう。
『これが手渡されていたのなら、日米間は戦争になど至らなかったものを……』
と慨嘆したと言う。
よく誤解されているが、コーデル・ハル国務長官は「反日」の政治家ではない。
(取り立てて「親日」という訳でもないが、少なくともゴリゴリの日本人差別主義に凝り固まっていたルーズベルトなどよりは格段にマシであった)
ハルは、所謂世間で言われる「ハル・ノート」よりも、もっと穏健で、日本も交渉に応じやすい内容の物を用意していた。
(正直に言えば、アメリカの軍備が整うまでの一層の時間引き延ばし策であったのだが)
しかし、この「ハル案」が日本側に手交される事は無かった。
アメリカ財務省のハリー・デクスター=ホワイトが、強引に国務省の対日外交関係に口出しし、
非常に強硬な「ホワイト案」を提出したのである。
そしてルーズベルトは「ホワイト案」を採用、ハル案は採用される事は無かった。
コーデル・ハルは、気が進まないながらも、自分の名前で「ホワイト案」を日本側に提示した。
これが、日本側に伝わってきた「ハル・ノート」である。
コーデル・ハルは、終生、死ぬまで「ハル・ノート」の話題は嫌がって避けたと言う。
ハル本人も「ホワイト案」を、「自分の物だ」と認めたくなかった代物なのだ。
また、ハル・ノートを日本側に手交した直後、陸海軍の長官に、
『私の仕事(外交)は終わった。あとは君たちの仕事(戦争)だ』
と述べている。
ハル本人も「これを渡せば戦争になる」と熟知していた事になる。
日本人の中には、上記の史実をいくら説明しても、
『ハル・ノートは最後通牒ではない』
などと詭弁を弄する者が居るが、ハル本人が陸海軍の長官に向かって、
『あとは君たちの仕事だ』
と述べているではないか。
どこが『最後通牒ではない』のだろう。
『これは最後通牒に非ず』という一文が含まれてさえいれば、
「ハル・ノートは最後通牒ではなかった」と信じ込む短絡脳味噌の馬鹿なのだろうか?
なぜ、「財務省」の人間が、日米関係の外交に嘴を挟めるのか?
公開されたヴェノナ・ファイルによれば、ホワイトは「ソ連のスパイであった」とされている。
ルーズベルト政権の中枢に、ソ連贔屓の共産主義者たちが多く集っていたのは有名な話で、
のちのマッカーシーのアカ狩りによって多くの元政府関係者たちが逮捕されている。
そもそも、ルーズベルト本人が、スターリンやソ連に薔薇色の憧れを抱く人物であった。
『我々はソ連に与えられる物は全て与え、彼らから見返りを求めるような真似をしなければ、スターリンは我々の言う事を聞くだろう』
こんな事を言っていたのがルーズベルトであった。
日本にとって不幸なのは、この時期、このタイミングで、こんな共産キチガイの大統領と外交折衝を行わなければならなかったという事である。
ホワイトもその共産主義者のスパイの一人であり、大統領補佐官のロークリン・カリー(共産主義者)を介してルーズベルト大統領に己の強硬案を提出したと考えられている。
ソ連側の名称としては「雪作戦」。
雪が白い(ホワイト)事から名付けられたネーミングだと言う。
この時、ソ連は独ソ戦で押されに押されまくっていた大苦境に陥っていた時であり、
そんな時に、東から日本に侵攻されたら万事休すという状態であった。
是が非でも日本にはソ連以外の場所に目を向けてもらいたい。
その結果発案されたのが、『日米を噛み合わせる=戦争させる』案であった。
ホワイトは、そのソ連の意を体して、日米関係を戦争状態に追いやる為に奮闘した訳である。
ちなみに、ホワイト本人はアカ狩りから逃れて自殺し、日米関係を戦争状態に追いやった事になっているコーデル・ハルには、【ノーベル平和賞】が与えられている。
どちらも口封じの為であろう。