D-Day To PARIS 8-8 /オーバーロード作戦
ノルマンディー上陸作戦(ノルマンディーじょうりくさくせん、Invasion of Normandy)は、第二次世界大戦中の1944年6月6日に連合軍によって行われたナチス・ドイツ占領下の西ヨーロッパへの侵攻作戦。正式名称は「オーバーロード作戦(Operation Overlord、大君主の意)」。最終的に300万人近い兵員がドーバー海峡を渡ってフランスコタンタン半島のノルマンディーに上陸した、現在に至るまで史上最大規模の上陸作戦である。本作戦は夜間の落下傘部隊の降下から始まり、続いて上陸予定地への空襲と艦砲射撃、早朝からの上陸用舟艇による敵前上陸が行われた。上陸作戦に続くノルマンディー地方の制圧にはドイツ軍の必死の抵抗により2ヶ月以上要した。ノルマンディー上陸作戦は今日まで第二次世界大戦中の最もよく知られる戦いの一つとして数えられる。本作戦で用いられた用語「D-デイ」は作戦決行日を表し、現在では主に作戦開始当日の1944年6月6日について使われる。