呉国太とは -三国志-
孫堅の正妻・呉夫人の妹で孫堅の第二夫人である。
劉備と結婚した孫夫人の母親である。
孫権が赤壁で曹操と戦うか否か悩んだときに、孫策の遺言を
思い出させ「国内の事は張昭に問え、国外の事は周瑜と相談するよう」
と勧めた。
後に、周瑜と孫権は荊州欲しさに孫権の妹との政略結婚を謀った。
呉国太は喬国老からこの話を聞くと、大いに怒った。
しかし、実際に劉備にあうと、たいそう気に入ってしまい本当に
娘の婿として認めてしまう。
どうしても荊州を取りたい孫権は攻めようとするが呉国太に
「娘がどうなってもよいのか」と怒りをかってしまう。
張昭は呉国太の病気を理由に孫夫人と劉備の息子・阿斗を
人質に取ろうとするが、張飛と趙雲の働きで阿斗の方は失敗した。
これ以後、呉国太は出てこない。
よく考えれば呉国太も自分の娘の事しか考えていないのね。
まだ、荊州の蔡夫人よりはいいか。
誰だって自分の子は大切だろうし・・・・・