霊帝の皇后達(王美人・何皇后)
王美人
霊帝の皇后で、劉協(後の献帝)を産む。
しかし、もうひとりの皇后・何皇后に嫉妬されて
毒殺されてしまう。
何皇后
後漢の大将軍何進の妹。霊帝の子供・劉弁(後の少帝)を
産む。何進はもともと肉屋であったが、妹のおかげで大将軍に
なることができたようなものである。
王美人が霊帝に寵愛されるようになると何皇后は王美人を
毒殺した。何進は事ある毎に宦官を皆殺しにしようとしていたが、
宦官(十常侍)は何皇后に泣いてすがり、何皇后は何進にそれを
思いとどまらせた。
霊帝が死んで劉弁が即位すると何太后になった。
劉協を可愛がる董太后(霊帝の母)が面白くない何太后は何進に
董太后を毒殺させた。
しかし、董卓が権力を握り劉協が即位すると、
階上から突き落とされてしまった。また劉弁が弘農王に格下げになったが
何太后殺しの後に劉弁も李儒の策で毒殺されてしまった。