三国志孫夫人
孫夫人コーナー
孫堅の第ニ夫人が生んだ子。名は仁?
性格は男まさりで、気性が激しく、
武術を好み、腰元たちにも薙刀を持たせ
自室には具足などを飾っていた。
孫権と周瑜は、劉備と彼女を結婚させると言う
口実で劉備を呉にこさせて、殺してしまう計画だった。
しかし、呉国太が劉備を気に入ってしまい本当に結婚
の運びとなった。
(だけど劉備と彼女、年が相当離れているんだけどねえ・・・)
結婚初夜には薙刀をもった腰元達に劉備は驚く。
(誰だって寝所に刀持ったやつが居ればおどろくよな)
孫夫人は劉備と共にする決意をして、呉を脱出する事になる。
兄・孫権のだした追手を、鶴の一声で追い返したりした。
後、荊州の欲しい孫権は、呉国太が病気だと偽って孫夫人を
呼び寄せようとする。彼女は真にうけて阿斗をつれて呉へかえろうとした。
しかし、趙雲・張飛は阿斗は跡取りのため残してゆけと言い、
孫夫人は仕方なく一人で呉へ帰った。
後に夷陵の戦いで劉備は連勝する。孫夫人が夫の元に帰りたがっている
ことを諸葛瑾が伝え劉備の怒りを解こうとする。
陸遜の働きで呉が有利になり、戦いで劉備が戦死したと言う知らせが
孫夫人の元に入る。
知らせをきくと孫夫人、長江のほとりで西の方を望み涙をおとし
流れに身をおどらせて亡くなった。実はこれは誤報であった。
孫夫人は政略結婚によって人生を決められてしまったのである。
しかし、最後まで劉備の妻である気持ちは忘れなかったのであろう。