ニュートンがリンゴの落ちる光景を見て引力を発見したというのは実は嘘だった??
万有引力を見つけたとして有名なニュートンですが、
皆さんがご存知の、木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を見つけたというのは、実は作り話だったのです。
誰もが知るあの有名な話は一般の人に説明するために用いられた比喩であり、
確かに家の前にはりんごの木があったそうなのですが、りんごの落下をみて万有引力に気づいたという証拠や記録はないそうです。
ニュートンが万有引力の法則を思いついたきっかけが一体何であったのか、という点については様々な説があります。友人のロバートフックがきっかけになったという説や、同時代に生きた自然哲学者の影響により発見したという説もありますが、落ちるリンゴをみて発見したというわけではないそうです。
では、どうやってこの万有引力を証明したのでしょうか。
物理学者としてのイメージが強いニュートンですが、数学者でもあり、微積分法の発明が、万有引力の法則の発見へとつながったとされ、ヨハネス・ケプラーが発見した惑星の運行に関する法則などから、数学的に導き出し万有引力の法則を発見したそうです。