クラスター弾の不発弾被害に苦しむグルジア人
アル・ジャジーラ製作のドキュメンタリー番組。2008年8月の第二次南オセチア紛争ではロシア軍とグルジア軍双方によってクラスター弾が用いられましたが、戦場となった南オセチアと周辺の地域では、現在に至るまでその不発弾による被害が相次いでいます。この辺りは農業地帯であることから、不発弾のお陰で畑や果樹園に立ち入れないなど、経済的な損害も甚大な模様。なお、これらのクラスター弾の使用について、グルジア側は「ロシア軍に対してなら」使ったことを認めていますが、実際にはその半数がグルジア人の村に着弾し、既に3人も死者が出ているらしい。グルジア軍の錬度は、実戦にはまだ十分ではなかったようです