古代ローマ史・キリスト教❸ 世界史朗読シリーズ ~聴くだけ!実際に出題された文です☺~
http://blog.livedoor.jp/yusuke1138/
実際に大学入試で出題された文章をもとに朗読しているので、記憶の定着に有効かと思います☺
気分転換の学習手段として通勤、通学や散歩しながらでも聞いてみてください!
共和政ローマ(前509~)
① エトルリア人の王政をラテン人貴族が倒す
② ラテン人貴族の共和政(王をおかない体制)
:元老院(貴族会議)、コンスル(執政官)、 ディクタトル(独裁官)を貴族が独占
③ 平民の台頭(←商工業の発達)
:平民会、元老院に対し拒否権をもつ護民官
④ リキニウス・セクスティウス法
:コンスル1名を平民から選出
大土地所有(ラティフンディア)を制限
⑤ ホルテンシウス法(前287)
:平民会決議を国法に
⑥ イタリア半島の統一と分割統治
ポエニ戦争(前264〜前146)
:フェニキア植民地カルタゴとの抗争
① 第1回:シチリア島を奪い、最初の属州に
② 第2回:カルタゴのハンニバルがイタリアに侵攻
→カンネーの戦いでローマ軍を破る
→ローマのスキピオがカルタゴに侵攻
→ザマの戦い(前202)でカルタゴ軍を破る
③ 第3回:カルタゴを滅ぼす(前146)
→貴族が属州総督、大商人(騎士)が徴税請負人に
④ 属州から安い穀物が流入
→中小農民が没落。貴族が彼らの土地を買い占める
→大土地所有(ラティフンディア)の成立
→失地農民は都市に流入し、 無産市民に
内乱の1世紀(前133~前27)
① グラックス兄弟の改革(前133)
・土地改革法を平民会で可決、閥族派に殺される
② マリウスの軍制改革:無産市民の傭兵化
・閥族派vs平民派の抗争
③ 三頭政治①(前60〜前53):有力政治家が盟約
・閥族派のポンペイウス
・平民派のカエサル:ガリア遠征
・騎士のクラッスス: パルティア遠征で敗死
④ カエサルの独裁(前44)
ポンペイウスを倒し終身独裁官に。ブルートゥスら共和派に暗殺される
⑤ 三頭政治②(前43):カエサル側近が盟約
・アントニウス、オクタウィアヌス、レピドゥス
⑥ アクティウムの海戦(前31)
・オクタウィアヌスが、アントニウス・クレオパトラ連合軍を破る
→プトレマイオス朝滅亡(前30)
⑦ 元首政(プリンキパトゥス、前27~)
・元老院から尊厳者(アウグストゥス)の称号
・元首( プリンケプス)と自称、元老院と協調するなど共和政の伝統を維持
・民会から多くの官職に選出され、事実上の帝政
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