太平洋戦争 第06巻|ニューギニア
ニューギニアの戦いは、太平洋戦争(大東亜戦争)中期以降、ニューギニア戦線において、日本軍と連合国軍との間で行われた一連の戦闘である。
太平洋戦争開始後間もない1942年1月、日本の大本営は「ニューギニアおよびソロモン群島の要地の攻略を企画する」と決定し、ニューギニアについては「ラエ、サラモア攻略後なしうればポートモレスビーを攻略する」とした。この決定により1942年3月8日、日本軍は東部ニューギニアのラエ、サラモアに上陸し占領した。
これがニューギニアの戦いの始まりであり、ダグラス・マッカーサー大将が率いる連合軍との間で1945年8月15日の終戦まで戦いが続けられた。
連合軍の優勢な戦力の前に日本軍は次第に制海権・制空権を失って補給が途絶し、将兵は飢餓や過酷な自然環境とも戦わねばならなかった。
ニューギニアに上陸した20万名の日本軍将兵のうち、生還者は2万名に過ぎなかった。
また台湾高砂族による高砂義勇兵や朝鮮志願兵、チャンドラ・ボース支援のインド兵も戦闘に参加している。
(Wikipedia)