日本宗教学会 公開シンポジウム「宗教と対話──多文化共生社会の中で」
日本宗教学会 第73回学術大会 公開シンポジウム「宗教と対話──多文化共生社会の中で」
日時:2014年9月12日(金)14:40-17:40
場所:同志社大学 今出川キャンパス 良心館 RY地2教室
■パネリスト
村田晃嗣(同志社大学 学長、法学部 教授)
「国際政治から見た宗教研究への期待」
位田隆一(同志社大学大学院 グローバル・スタディーズ研究科特別客員教授、京都大学名誉教授)
「国際生命倫理から見た宗教研究の課題」
木原活信(同志社大学 社会学部 教授)
「社会福祉とスピリチュアリティ」
■コメンテータ:島薗 進(上智大学教授、東京大学名誉教授)
■司会:小原克博
■趣旨
「宗教と対話──多文化共生社会の中で」を共通のテーマとして、国政政治、国際生命倫理、社会福祉の視点から、宗教研究に対する提言をしていただきます。細分化が進み、時として専門領域間の交流が不足しがちな宗教研究にとって、宗教(研究)間の対話や、宗教と世俗社会との対話は、研究のあり方に対する、新鮮な問いかけとなります。また、宗教研究が社会の状況から孤立しないためには、隣接する諸学問との学際的な対話も不可欠です。本シンポジウムでは、宗教研究に有意義な問いを投げかけてくれる可能性を持つ隣接分野の専門家からご提言をいただき、それに対し宗教研究の立場から応答する場を作り、課題を共有していきたいと考えています。そのためにパネル・ディスカッションにも十分な時間を割く予定です。将来に向けた新たな対話を促すシンポジウムとなることを願っています。