朝鮮戦争の真実Ⅰ 、「正しい歴史認識」のために…①、②
①果てしない同民族虐殺
南北両国は、互いに朝鮮半島全土を領土であると主張、北朝鮮の金日成首相は、「国土完整」で南北統一を訴え、他方大韓民国の李承晩は、「北進統一」を唱え、互いに互いを併呑しようと考えていた。この、左派と右派に分かれ力で互いをねじ伏せようとするところに当然のように起きたのが朝鮮戦争であり、そしてそれは同じ朝鮮民族同士の、果てしない殺戮につながっていった。
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②韓国を救った旭日旗
国連軍が韓国側として参戦したが、準備不足で人員、装備に劣る国連軍は各地で敗北を続けた。韓国側は、結局水原も放棄し、釜山まで追い詰められていた。
この釜山まで退却する間に、韓国軍は保導連盟員や共産党関係者の政治犯など20万人以上を殺害、また、北朝鮮軍は、大韓青年団員や区長、警察官、地主やその家族など、民間人数十万人を「右翼活動の経歴がある」などとして虐殺した。また、北朝鮮軍によるアメリカ兵の「303高地の虐殺」も起きた。
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