酒井宏樹 解体新書【鉄壁サイドバックの秘密】How to Hiroki Sakai.
酒井宏樹(さかい ひろき、1990年4月12日 – )は、千葉県柏市出身のプロサッカー選手。リーグ・アン・オリンピック・マルセイユ所属。ポジションはディフェンダー(SB)、 ミッドフィールダー(SH)。日本代表。
小学6年生の時、柏レイソルの下部組織で練習生としてプレーするようになり、そこから年代別にカテゴリーを上がっていく。当初はフォワードをつとめ、次に右サイドハーフ、中学3年生頃から左サイドバックになった。
2009年、柏レイソルのトップチームに昇格。当初センターバックとして期待されたが右サイドバックで定位置をつかみ、2011年にはクラブ・ワールドカップ全4試合に出場。サントスFC戦ではネイマールと初対戦した。
2012年7月1日、移籍金約100万ユーロ(1億円)でブンデスリーガ1部ハノーファー96に移籍。2013-14シーズン、ブレーメン戦で約30メートルの無回転シュートをぶち込み初得点。2015-16シーズン、全26試合に出場するがチームは2部降格。契約満了で退団となった。
2016年6月24日、フランス・リーグ・アンのオリンピック・マルセイユにフリーで完全移籍。
当時はクラブ買収が決まる前で、ドイツ2部に降格したハノーファーからの選手獲得は、財政難を象徴するように見られていた。だが開幕から右サイドバックで定位置をつかみ、35試合に出場。コンビを組むフランス代表トヴァンやリュディ・ガルシア監督も、インタビューでひんぱんに酒井を称賛した。
2017年8月7日、2021年まで契約を延長。左サイドバックのパトリス・エブラが解雇され、同じく左のジョルダン・アマヴィも負傷離脱すると、酒井宏樹が左でも起用されるようになった。主に守備で持ち味を発揮し、今では両サイドの砦として君臨している。
プレースタイルは、鉄壁サイドバック。
両サイドバックを担当し、守備時は相手ウイングとほぼ密着して徹底的にプレスしていく。どれだけ間合いが開いていても、パスが来る瞬間に猛然と距離を詰め、前を向かれる前に動きを止めてしまう。
この積極守備はマルセイユの組織と連動し、酒井の前進と同時にMFやWGの選手がカバーに回る。この組織によって、酒井は背後を気にせずに大胆なプレスをかけられるのだ。
マルセイユには攻撃的なアマヴィ、サールという二人のSBもいるが、酒井の驚異的な対人守備がもっとも高く評価される。そのためPSGやモナコ、リヨンといった同格以上が相手の試合は必ず酒井が先発起用されている。
最大の弱点は攻撃面、特に後ろからの組み立て時にある。
ボールを持ってもドリブルやするどい縦パスの選択肢はほぼなく、バックパスや味方頼みのワンツー狙いがほとんど。そのため攻勢をかけたい時は、元ウイングのブナ・サールと交代させられてしまったりする。この弱点は酒井自身も認め「もっとクオリティを上げないといけない」と自省している。
Music Lemon Fight – Stronger / Murad – Run / Paxel – Langa feat. SDY / Culture Code Feat . Karra – Make Me Move / Tobu – Running Away / FF10 敵襲 / ED こちらより抜粋 https://www.youtube.com/watch?v=Bbe4HEm3foM