ルーパート王子の一生・生涯・人生
世界史で活躍したルーパート王子の一生・生涯・人生
ルーパート王子(1619年~1682年)
プラハで生まれたルーパートの父はファルツ選帝候フリードリヒ5世、母はイングランド王ジェームズ1世の娘エリザベスでした。三十年戦争では新教徒側について皇帝軍と戦います。1642年、叔父にあたるイングランド王チャールズ1世の要請を受けてイングランドに渡り、23歳の若さでイングランド国王軍を指揮することになりました。1644年の「マーストン・ムアの戦い」で議会軍の鉄騎隊に破れ、1645年の「ネーズビーの戦い」において議会軍に完敗して国王軍は壊滅してしまいます。1654年にドイツに戻りますが、王政復古後には再びイングランドへ、枢密院議員になった後、オランダとの戦争では提督となり、 1673年には海軍大臣に任命されました。